ホームページ作成会社に入るまで4~客観視を学ぶ~

JQ017_72A今日では、ここまで極端な例はほとんどないだろうが、アイディアを形にしていく途中で、どうしても個人認証が必要になってしまったり、クライアントの要望のままに、更新を重ねていくうちについボタンが多くなってしまったり、といったことはあり得ない話ではない。こういう時に必要なのが客観視だ。こう書くと、大げさなことのようだが、それほど難しいことではない。一晩よく寝て、翌朝、じぶんが 作ったホームページを見ればいい。ホームページにアクセスしてから数十秒以内に「つかみ」が訪れるか。メインコンテンツを見終えてから、何らかの感想を持てるか。「○○○だから面白いよ」と一言で言えるか、それを誰かに言いたくなるか。私の場合は作ったホームページは大体WEBに詳しい友人や会社の事務の女の子に見せるようにしている。OLは特にいい指標だ。彼女たちは仕事中のあき時間が多く、思ったよりもホームページに触れている。

そしていわゆるキャンペーンサイトに対しても自分には関係がない、どうでもいい、という視点を持っている。わからないものについては「よくわかんなーい」という。恥ずかしがらずに見せて酷評をもらうといい。素晴らしい表現はただ伝えるだけではなく、それに触れた人の考え方を変えてしまう。ホームページだって同じだ。実際に私はロンドンのクリエイティブユニットHI?RES!による

「lifeswitch」でそういう経験をしたことがある。このホームページ にはいると、いきなり一人の男性が話しかけてくる。新しい自分の人生にスイッチすることができます。まず、新たに生まれる国を選びましょう。ボリビア、、グアテマラ、、ドミニカ共和国、ザンビア、フィリピン、エチオピア、シエラレオネ共和国…なるほど、確かに想像もつかない国ばかり。次に境遇を選択する。親兄弟はいるか、裕福か、男性か女性か…すべて選択を終えると新しい生活が始まる。自然に囲まれ、人々が笑いあって楽しく暮らしている生活は一瞬で崩れ去る。そこには、「the poorest country in the world」「21% of adults HIV+」といった文字が現れて

「新たなあなた」の本当の境遇、決して幸福とは言えない境遇を知らされる。どんな立場を選んでもその国で幸せに生きることは困難だ、このWEBサイトはそのことをメッセージとして

投げかけている、christian aidの寄付を募るキャンペーンサイトである。